よくある質問
計器の輸送・保管関連
- 納期はどのくらいか
送り先により異なりますが、本州の場合通常ご下命後2~3日です(運送会社の状況により前後します)。
- 計器はどこに保管すればいいか
必ず、施錠のできる人の立ち入らない場所に保管してください。
長期間使用しない場合、線源棒は収納器へ格納後施錠・計器本体は満充電後、輸送トランクに格納して保管してください。- レンタル料に保険は含まれているか
含まれません。工事保険等に加入してください。
- 自家用車で運搬しても大丈夫か
問題ありません。
- 計器の使用が終わったため、返却したい
付属の取扱説明書に「輸送の手引き」が同梱されています。ご確認の上、弊社工場(大阪府東大阪市)へご返却下さい。
必ず指定の運送会社セイノースーパーエクスプレス株式会社に委託してください。- 返送時の輸送費について
計器の出荷費用は弊社が負担致します。返送費用は弊社立替とし、最終回に計器損料と輸送費を一緒に請求させて頂きます。
原子力規制委員会への届出書類関連
- 届出書類の書式や見本はあるか
見本は付属の取扱説明書に入っています。また、弊社製品をご使用の場合は届出書類作成のサポートを行っております。
- 届出書類はいつ提出するのか
使用の開始から30日以内に提出してください。事前申請は認められません。
- 社内処理に時間がかかるため、計器使用開始前に届出書類を作成したい
書類事前準備へのサポートも行っておりますので、ご相談下さい。
- 届出書類を代表取締役印ではなく代理人印で提出したい
代表取締役印以外での届出の場合、委任状が必要になります。(委任状に代表取締役印が必要になります。)
委任状のサンプルをご用意しますので、弊社へご連絡下さい。- 変更届はどんな時に必要なのか
届出内容に変更があった場合に必要になります。
① 社名変更、本社所在地移転、代表者(社長)の交代
② 使用台数の増減、機種の追加
③ 現場事務所の移転- レンタル終了時にも届出書類が必要か
届出書類は計器使用開始時、終了時の両方で提出します。
弊社で計器入荷確認後に発行する「表示付認証機器受領書」とともに原子力規制委員会へ提出してください。
計器操作方法関連
- 計器を使用するにあたり、特別な資格は必要か
必要ありません。原子力規制委員会への届出のみでお使いいただけます。
- 初めてでも問題なく使えるか
使用できます。取扱説明書のほかに簡易手順書も計器に同梱されています。
- 雨の日でも使用できるか
防塵・防湿にはなっていますが、完全防水ではないので雨中での使用はしないで下さい。
- 測定前に必要な土質試験結果は何か
最大乾燥密度・土粒子の密度・α値が必要です。
突き固めによる土の締固め試験・土粒子の密度試験を行ってください。- α値は絶対に必要か、α値はいつ測定するのか
必要です。α値を定めないと正しい測定ができません。
使用の開始前、盛土材料の変更時など1材料につき1回測定してください。- α値を自然含水比、最適含水比で補正することはできるか
できません。
α値測定を実施した計器の真下の土を採取して含水比を求めてください。- α値は何ヶ所測定するのか
3ヶ所以上です。測定したα値の平均値をRI計器に入力します。
- 放射線はどこから出ているのか
線源棒の先端から出ています。
また、自然界(空・大地・構造物)にも放射線は存在します。- 線源棒を紛失したらどうしたらいいか
絶対に紛失しないようにしてください。
万が一の時はすぐに弊社までご連絡ください。- 現場で使用するときは何回測定したらいいか
管理単位面積で目安が決められています。仕様書をご確認ください。
- 測定結果印字の単語の意味を教えて欲しい
こちらをご覧下さい。
- 標準測定の結果が「A~L」以上のアルファベット、もしくは「*」になる
以下の条件を確認してください。
① 周囲に別の放射線源はないか、構造物が近くないか
② 測定中に計器を動かしていないか、標準体と計器本体の間に隙間がないかまた、この他にも原因は複数考えられるため、付属の取扱説明書 3章「2.測定する」項の「標準体の測定」内「計器の動作確認」をご確認下さい。
- 締固め度が100%を超えてしまう
以下の条件を確認してください。
① 測定範囲の材料にレキ分が多くないか
② 締固めエネルギーが室内試験より高くないか
③ 入力したα値は適切かまた、締固め度が管理基準値に達さない場合も原因が複数考えられるため、弊社へご連絡下さい。
- 空気間隙率がマイナスになってしまう
以下の条件を確認してください。
① 土粒子の密度が設定値と異なっていないか
② 入力したα値は適切か- 「位置エラー」が表示される
【現場密度】測定で、続けて同じ測定位置(STA)で測定しようとした場合のエラー表示です。
測定位置設定を変えて測定して下さい。- USB転送時に「日付エラー」が表示される
【記録転送】、【測定印字】で未来の日付や辻褄の合わない日付を入力した場合のエラー表示です。
現在の日付と出力したいデータの日付を確認し、正しい日付を入力して下さい。- 測定が終了しても印字しない
自動印字がONになっていない可能性があります。計器の「自動・手動」ボタンを押下し、「印」マークを確認して下さい。
- 記録紙やインクリボン等の消耗品の追加はできるか
有償で可能です。こちら(RI計器部品注文フォーム)でご注文ください。
計器の付属品トランクに予備の記録紙・インクリボンが各1個付いているため、短期間であれば追加注文なくご使用いただけます。- 記録紙の交換方法が分からない
下記をご覧ください。
新しい記録紙を上図のようにセットし、記録紙の端をインクリボン下の記録紙巻取り口(下部銀色、上部黒色)に差し込みます。
差し込んだ状態で「紙送り」キーを押し続け、記録紙が上面から出てくるのを待ちます。上面に出てきた記録紙の端を、巻き取りローラの切り欠き部へ差し込み巻きつけます。巻き取りローラを歯車にセットし直し、たるみが無くなるまで「紙送り」キーを押し続けます。
- 正しく印字しない、印字が間延びする
プリンター部の
① 紙詰まりしていないか?
② ほこりや砂がつまっていないか?
を確認し、再度印字してください。
詰まっている場合はエアーダスターなどで清掃してください。それでも改善されない場合は弊社にご連絡ください。
※清掃の際、プリンターを計器本体から取り外したり、分解したりしないでください。- 印字が薄い
インクリボンを交換、上項目のプリンター部の掃除等を行ってください。
改善しない場合は故障の可能性もありますので、弊社へご連絡ください。
冬季など、低温環境下で使用している場合は印字が薄くなることがあります。
その際はプリンター部をカイロなどで温めることにより改善される場合があります。- バッテリーは何時間持つか
約13時間連続使用可能です。ただし、現場測定を120回以上連続して実施すると保証されません。
- 充電するときの注意点
過充電にならないよう、充電完了後は電源ケーブルを抜いてください。
- 日々充電をしているのにバッテリーの持続時間が短い
バッテリー電圧が低下しています。充電が充分でないか、バッテリーの能力が低下している可能性があります。弊社へご連絡下さい。
- 線源棒固定ネジが回らない、線源棒が計器本体から抜けなくなった
付属品の横棒を用い、片方の先端が細くなっている部分を線源棒固定ネジ側面の穴に差込み回します。
線源棒は無理に回したりして外そうとしないで下さい。