RI計器の使用方法関連の一覧
- RI計器を使用するにあたって資格は必要でしょうか
使用者に資格は必要ありません。原子力規制委員会への届出のみでお使いいただけます。
- RI計器を初めて扱います。問題なく使えますか
RI計器は使用手順さえ理解すればどなたでも使用できます。取扱説明書のほかに簡易手順書も計器に同梱されています。
- RI計器は雨の日でも使用できますか
RI計器は仕様上、防塵・防湿にはなっていますが、完全防水ではありません。
そのため雨中での使用は計器故障の原因となりますので使用しないで下さい。- RI計器で測定する前に必要な土質試験結果は何ですか
RI計器に入力する情報として、最大乾燥密度・土粒子の密度・α値の情報が必要です。
突き固めによる土の締固め試験・土粒子の密度試験を行ってください。
α値についてはこちらをご覧ください。- RI計器を使用する場合、α値は絶対に必要でしょうか、またα値はいつ測定すればよいのでしょうか
RI計器を使用して正しい水分や密度の値を求めるために、α値の情報が必要です。α値を定めないと正しい測定ができません。
使用の開始前、盛土材料の変更時など1材料につき1回測定してください。- RI計器に入力するα値を自然含水比、最適含水比で補正することはできますか
α値の値を自然含水比や最適含水比の値で求めることはできません。
RI計器でα値測定を実施した計器の真下の土を採取して含水比を求めてください。- α値測定は何ヶ所で実施すればよいですか
同一の土質で3ヶ所以上の場所で実施してください。測定したα値の平均値をRI計器に入力します。
- 放射線はRI計器のどこから出ているのですか
RI計器の線源棒の先端から出ています。
また、自然界(空・大地・構造物)にも放射線は存在していますので、RI計器では自然放射線も一緒に計数しています(この影響を取り除くためにBG(バックグラウンド)測定を実施します)。- RI計器の線源棒を紛失した場合、どうすれば良いですか
RI計器の線源棒は絶対に紛失しないように取り扱ってください。
万が一の時は即座に弊社までご連絡ください。- RI計器を現場で使用するときは何回測定したらいいですか
RI計器で測定する回数は管理単位面積で目安が決められています。
詳しくは仕様書をご確認ください。